そんな方の為に僕なりのサムネの制作方法をお伝えします。
お見せすることで、どんなソフトを使っているのか?またはどんな考え方で作っているのか?
そういった点をお伝えができる動画になっています。
今回ご依頼を受けたチャンネル
今回サムネイルを作るチャンネルは「アラフォー恋愛の伝道師/加藤課長」のサムネイルです。
主に恋愛や結婚をテーマにして、成功に導くノウハウを提供されているチャンネルです。
詳しくは概要欄にリンクを貼っておきますので、是非ご覧になってください。
僕は既婚者ですが、既婚者が役立つ情報も沢山あるので動画を見て勉強させてもらっています。
ということで、僕はこのチャンネルからお仕事の依頼をお受けしてサムネイルを作っています。
サムネの制作手順
①動画の要点を読み取りコピー文を作る
動画で伝えたいポイントを制作者目線で読み取っていきます。
今回の動画はどういった想いで作られているのか、見る人に対して何を伝えたいのか?
そんな事を考えながら見ていきます。
その中で動画内に出てきたキーワードをいくつか拾いながらメモしていきます。
今回の制作するサムネイルは、「結婚していけない相手の3つの特徴 離婚の原因にもなるので要注意!」という内容の動画です。
じっくりと内容を観察しましょう。
今回の動画では以下の内容が取り上げられています。
動画の要点
- 金銭感覚のズレ
- 食の好み
- 嘘をつく
これらのキーワードを基に視聴者に刺さる言葉を選んでいきます。
僕が選んだ言葉はコレです。
メモ
「絶対避けて」
「こんな人と結婚するな!」
「ダメ!絶対!」
動画の意図は「駄目な結婚相手を避けるため」の動画です。
であるなら、シンプルに「絶対避けて」という言葉を選びました。
そして「こんな人と結婚するな!」という言葉。
これは一種のカリギュラ効果を使っています。
カリギュラ効果(カリギュラこうか)とは、禁止されるほどやってみたくなる心理現象のことをいう[1]。例えば、「お前達は見るな」と情報の閲覧を禁止されると、むしろかえって見たくなる心理現象が挙げられる。
駄目と言われるとやってみたくなる心理作用です。
「こんな人と結婚するな!」と言われたら逆に気になりますよね。
あと言い切りの強い口調にすることで動画を視聴させようとする狙いで作りました。
さらに「ダメ!絶対!」のフレーズは某CMなんかで見るフレーズですね。
なんか聞いたことあるフレーズを入れることで、コピーとしての注目度も上がるかなと考えています。
これで大体のサムネのコピーは決まりです。
②制作するサイズ
それでは実際に制作に入っていきましょう。
まずはYouTubeのサムネサイズ16:9で作りましょう。
推奨サイズは1280×720pxとなっています。
ただ僕の場合1920×1080pxで作ってます。
チャンネル運営者がサムネを動画内で使う事などがあればと思ってフルハイビジョンのサイズを意識して作っています。
③サムネは兎にも角にも目立つことが大事
誘目性が高い色を使う
誘目性とは様々な色がある中で目立つ色です。
その色を使えば目立たせることが出来ます。
これは一般的な手法ですよね。
色によって見え方が全然違います。
今回のサムネは赤系のサムネにしています。
基本的に赤って誘目性が高い色なんです。
止まれの標識とか、信号とか赤色を効果的に使っていますよね。
これが違う色だとしたらどうでしょう?
うーんちょっと微妙ですよね。
グリーンとかにしたら…なんか落ち着いた印象になりますね。
グリーンって安心とか安全を伝えるような色なんです。
細部に拘る
今回こだわっているのは集中線です。
集中線がないサムネを比較してみたらどうでしょうか?
ない場合はなんか、インパクトに欠けませんか?
だからもうちょっとひと手間欲しいんですよね。
たしかに集中線がないサムネでもある程度は目立つと思います。
これはもう制作者としてのこだわりですね。
クオリティにかけるものを提出したくないという制作者としての矜持だったりします。
そこで集中線を使ったんですね。
今回はマンガパーツSTOCKというサイトから素材をダウンロードしています。
マンガで使うパーツが沢山用意されているので使いやすいですよ。
色のライト
あとは人物ですね。
当然チャンネルを運営されているはくさんの画像を使用します。
いくつか画像をはくさんから送っていただけてそれを切り抜いています。
切り抜く工程はまた別の動画でお伝えしますね。
切り抜いた画像を配置したのがこちらのサムネですね。
それでただ配置するだけでも良いのですが、ちょっと工夫したいなと思っています。
僕が工夫したポイントとして人物をモノクロにすること。
最近ちょこちょこ見る手法ですが、背景は色があって人物だけモノクロ。
これをやると、注目度が高くなります。
これは色のライトと言われるテクニックです。
メモ
- 色がないなら、足し算で目立つ
- 色があるなら、引き算で目立つ
つまりコレで言うと、色の引き算ですね。
周りに色がある中で人物の色を引くと注目度が増します。
- ただ今回はくさんのビジュアルインパクトはこの「色のライト」効果を使わなくてもかなりのインパクトがあるのでそこまで使わなくてもいいテクニックかもしれません。
まとめ
ということでいくつかサムネイル作りのポイントを解説していきました。
サムネイルはYouTubeの中では重要な要素の一つです。
今回は下記の内容をお伝えしました。
- 誘目性の高い色
- 素人感をなくすため細部に拘る
- 人物を使ってさらに目立たせる
上記以外にも伝えるポイントは多々ありますが、それはまたの機会にお伝えしますね。
サムネイルだけが秀でていても動画が見る人にとって楽しいものや、役に立つものでなければ視聴はしてもらえません。
僕もまだまだですが、これからも依頼を受けた分は全力で取り組んでいきたいですね。
それではまた!